今回は基本情報技術者試験を受験し、無事合格したのでそれについてお話していこうと思います。
しかし、私は1度この試験に落ちています、、!
2回目の受験で合格することができました。
本記事では私が基本情報に合格するまでの経緯などを伝えていきたいと思います。
私のスペック
・地方国立大学の大学院生(情報系)
・大学ではC言語を3年間授業で学び、他にもPythonやSQLなどを講義を通して使用した経験がある程度
・研究でプログラミングを少しやる程度
情報系の学部に所属していたのでプログラミングの経験はある程度ありましたが、普段から自分で何かを作るということはしていませんでした。大学の講義で基本情報で出題される技術系の知識が少しある程度の状態でした。
受けた目的
情報系であれば取っておきたいと考えていていました。また、IT系に就職を考えていたので将来的に取っておきたいと思い、受験しました。
勉強方法
科目A
まずは過去問を確認しました。そこからどのレベルが求められるのかを把握し、参考書を一つ決めて勉強をしていました。
本屋などで何冊か読んでみて、自分にとってやりやすそうなものを選ぶと良いと思います。
基本情報の参考書はどれも分厚いものばかりですが、それを1周目に完璧にしようとせずに、わかるところをしっかり理解し、わからないところは2週目以降に回す、というやりかたがおすすめです。
どんどん「わかる!」、「解ける!」という成功の気持ちが勉強を継続させる上で大切だと思います。
1周目で解けなかった問題にチェックし、2週目に間違えたものを解きなおしていくという感じですすめていくと良いと思います、
参考書はこちらを使っていました。
こちらは、過去問の他にもオリジナルな問題が収録されているので本番に見たことがない問題への対処としても有効だと思いました。
また、過去問道場という無料のサイトも使っていました。
その中の模擬試験というものを利用していました。
自分は紙媒体で勉強するほうが好きなので、過去問道場はスキマ時間にスマホで使うようにしていました。
余談:ストラテジ系の問題に苦戦
科目Aは技術系の問題とストラテジ系の問題に主に分かれています。
情報系の人からすると技術系の問題は触れたことのある問題が多くあるので、復習のような感じで学習できるのですが、
ストラテジ系の問題はアルファベットの略語が多く、それを覚えるのに苦戦しました。
ただ略語を覚えるのではなく、英単語を意識して学習することがおすすめです。
科目B
科目Bはプログラミングの知識がある方であれば、すんなり解けてしまう問題が多い印象です。
しかし、私の場合はプログラミングが苦手ということもあり、勉強を始めたころから1回目の受験まで、自信を持って正解することができませんでした。
あと、セキリュティの問題も個人的に苦戦しました。
そんな感じで、自分にとっては科目Bは相性の悪さを感じながら勉強をしていました。
参考書として使っていたのはこちらです↓
こちらの本で基礎固めを行いました。初学者が最初につまづきがちなポインタの動きなどが丁寧に書かれていると思います。解けなかった問題を繰り返し解きました。
参考書がある程度理解できてきたらパーフェクトラーニングシリーズの過去問で腕試しをしました。
この一冊に収録されている問題に対して初見で8割以上取れた場合は本番でも問題ないと私は思います。
しかし、初見で全く解けなかったという方は少し注意が必要だと思います。
そのときの対処法は後で解説します。
1回目の受験
初受験は緊張しました。科目Bの不安を、科目Aの繰り返し解いた自信で打ち消すような心持ちで会場に向かいました。
試験開始、科目Aはわからない問題があるも確実に正解したい問題を落とさずにまあまあな出来だったと思います。
次は運命の科目B、アルゴリズム問題からわかる問題だけをと思い解いていくと、、、
あれ、全然解けなくね?
暗雲が立ち始めました。
一回落ち着かせようと思いセキリュティ問題にいくも、4問とも確実に答えられた問題が全くなく焦りがさらに加速しました。
そして結果は、、、
不合格っ!残念!!
やはり科目Bでした。科目Aは予想通りの点数でした。
ショックでした。情報系の学部に所属しているのに恥ずかしい、、そんな悔しい思いをして初受験を終えました。
1回目の受験の反省点
- 科目Bの演習不足
- 科目Bの初見問題への対応
この2つが主な理由だと考えました。
科目Bの点数UPに向けてしたこと
先ほどの反省から、解いてきた問題のバリエーションが足りないと思い、新しい参考書を使いました。
それがこちら↓になります。
この参考書の応用問題というオリジナル問題を解くようにしました。
本番に近い難易度の問題が何問か収録されていて、ポイントとなる部分をたくさん学ぶことができた良い参考書だったと思います。
注意点ですが、プログラミング経験が全くなかった方がこちらに手を出すと少し難易度が高いと思います。
その場合はこちら↓の参考書がおすすめです。
こちらの科目Bの予想問題はオリジナル問題がたくさん収録されていて、問題のレパートリを増やすことができ、解説も初学者にもわかりやすいように丁寧なのでおすすめです。
2回目の受験までに科目Bに重点を多いて対策していました。
2回目の受験
リベンジのときが来ました。
今度は
「また落ちたらどうしよう」
という不安が大きかったです。しかし、1回目よりも様々なパターンの問題に触れてきたので今度こそ大丈夫と言い聞かせリベンジしました。
試験開始、科目Aは1回目のこともあるので落ち着いて解くことができました。
そして因縁の科目B
前回よりも確実に解ける問題が増えてる
そう実感しながら問題を解き進むことができ、結果は、、、
合格でした!!!
科目Bは前回から200点以上UP
ダメだった部分を自分なりに考え、それを対策した結果を出すことができました。
これから受験を考えている方へ
基本情報技術者試験はしっかり勉強すれば必ず合格することができます。
IT業界を志望している方はぜひ取っておきたい、IT技術者としてスタートラインに立てる資格だと思います。
また、科目Bでうまくいっていない方は何がうまくいかないのかを一度考えてみると良いと思います。
これから挑戦したい資格
・応用情報技術者試験
基本情報の次のレベルとされている資格です。
・TOEIC 900点
英語力のスキルアップとしてまずはTOEICで高得点を取りたいです。
そして、英会話にも使えるような勉強をして、大学院生のうちに海外旅行をしたいと考えています。
まとめ
以上が私の基本情報技術者の合格体験記でした。
一度落ちてしまったからこその別のアプローチができ、最終的に合格に結びついたと思います。
参考になる部分がありましたら幸いです。
今回はここまで!
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